LEAPS(長期オプション)
LEAPS(Long-term Equity AnticiPation Securities)とは、満期が遠い将来、一般的には1〜3年先に設定された長期オプションのことです。この長い期間があるため、多くのトレーダーが使うウィークリーやマンスリーのオプションとはまったく異なる値動きをします。
Call Diagonal Spreadの計算ツールを開く →LEAPSを使う理由
ディープ・インザマネーのLEAPSコールは、株式を保有するのと同じような効果を、はるかに少ない資金で得られます。デルタが高く、時間的価値の減少もゆるやかなため、原資産の株価にぴったり連動して動きます。
LEAPSはプアマンズ・カバードコールのロング側の建玉として使われ、株式を丸ごと買うよりも拘束される資金を抑えながら、長期的な強気の見立てを表現できます。
トレードオフ
それでも時間的価値のコストは支払いますし、配当も受け取れません。そのため株価が横ばいのままだと、LEAPSは配当込みで調整した株式のリターンに劣ります。
保有期間が長いということは、インプライド・ボラティリティ(IV)の変化にさらされる度合いも大きいということです。IVが大きく低下すると、ロングのLEAPSは目に見えて不利になります。
実践的なポイント
時間的価値(エクストリンシック・バリュー)の減少を抑え、LEAPSが株式のように動くよう、高いデルタ(0.80以上)を選びましょう。また、期近でない長期オプションは流動性が低くなりがちなので、ビッド・アスクのスプレッドも必ず確認してください。
1つのLEAPSに多額の資金が集中し得るため、安い宝くじのような感覚ではなく、同等の株数を保有する場合と同じ考え方でポジションサイズを決めましょう。
- LEAPSは満期が1〜3年先のオプションである。
- ディープ・インザマネーのLEAPSコールは、低コストな株式の代替となる。
- プアマンズ・カバードコールのロング側の建玉として使われる。
- 配当はなく、時間的価値の減少はゆるやかで、ボラティリティへのエクスポージャーは大きい。
よくある質問
LEAPSは通常のオプションと何が違いますか?
違いは満期までの期間だけです。1〜3年に及ぶため、時間的価値の減少がゆるやかで、ボラティリティに対する感応度が高くなります。
LEAPSは初心者に向いていますか?
ディープ・インザマネーのLEAPSを、控えめな株式の代替として使うのは妥当な場合もあります。ただし1枚あたりの資金が大きいため、ポジションサイズの管理が重要になります。
LEAPSに配当はつきますか?
いいえ。オプションである以上、配当は一切つきません。これは、ディープ・インザマネーのコールでも株式より安く済む理由の一つです。
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